脳出血の事_001
脳出血の事_002
脳出血の事_003
脳出血の事_004

SLTA(標準失語症検査)は何度も一字一句同じ問題を何ヶ月に一回レベルでやるので、どんなにこっちの脳が壊れていても(あれ…この問題…)と覚えてきます。
まあ同じでないと前より良くなったのか判らないのでこうなるんですが。
 
これっていいの?

所謂「初見」でテストは受けなくてはならないんじゃないの?と思ったりする。

このテストは基本的に「受ける患者の脳の具合を確かめる」のが目的なので、やった後に答え合わせとかもやりませんし、大体において「検査」であって「試験」ではないので、「答え丸暗記とかズルっこしたら困る」とかいうのはないのですが。
他人と出来を争うものではなく、自分との戦いなので(それもまた違う気がするが(;^ω^))、初見のときより2回め3回目のほうがアドバンテージあるのが気に食わないというべきか。

で、問題の中に「漫画の説明」という項目があってセリフのない漫画があってそこに説明を入れてゆくと言うものがあります。
それはいいんだけど、全く同じ漫画が毎回出るからこっちとしてはその漫画の説明の際に、だんだんそこに装飾が欲しくなってくる。入っている絵がもう分かっている分、うまい話づくりで「やっぱり漫画家だ。」と言わせたい。
しかし口で喋っても、手で文字を書いても、何より頭がおぼつかないから、だんだんガチャガチャになるので黙って見ていた言語聴覚士さんに「シンプルに書いたほうがいいね」と言われて、漫画家としては読者(言語聴覚士)の欲するものをやっと理解したのでありました。